内容説明
かつてはグローバルに存在感を示してきた日本の大手ICT(情報技術)企業は、インターネットの発展と反比例するかのように、輝きを失ってきている。
本書は、このような日本の大手ICT企業が、コーポレートベンチャリングを活用したオープン・イノベーションの方法論で、現在訪れつつあるICT産業の構造的変化、特にクラウドコンピューティングに注目し、新たな成長の方法を提案する。
目次
第1部 コーポレートベンチャリングの理論と実際
1章 大企業がベンチャー企業と関わる理由
2章 コーポレートベンチャリングの理論
3章 わが国におけるコーポレートベンチャリング:CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)投資の分析
第2部 変化するICTビジネスの環境
4章 大企業のクラウドコンピューティングへの取り組みと問題点
5章 新たな企業の形が変えるICTビジネス
6章 ビジネスコンセプトに見る起業家社会の到来
第3部 コーポレートベンチャリングと変化したICTビジネスの環境
7章 コーポレートベンチャリング新時代
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