内容説明
イノベーションに対するスピード・コストの追求から、他社の力も借りて行うオープン・イノベーションの必要性が高まっている。それに際し他社とのアライアンスが欠かせず、その成功確率を高めることは競争優位につながる。
日本でも実績の多い医薬品業界の事例を中心に取り上げながら、その基本的な考え方や具体的なノウハウまでを、アライアンスの業界団体である米Association of Strategic Alliance Professionals(ASAP)が監修したベストプラクティス・ワークブックに準拠しつつ、日本での経営環境や経営風土を踏まえ、いかに管理すべきかをまとめるとともに、その経営学的な意味合いも検討した。
目次
(アライアンスに関する戦略論
アライアンスのディールメイキング
アライアンスマネジメント)
第2部 アライアンスマネジメントの事例
(バイエル社とミレニアム社の事例
塩野義製薬とパーデューファーマ社の事例)
第3部 アライアンスマネジメントの実際
(アライアンスマネジメントの実際―塩野義製薬のケース
アライアンスマネジメントの機能とその価値評価―イーライ・リリー社をケースとして
日本製薬企業と海外製薬企業の比較―アンケート調査の結果から)
第4部 アライアンスマネジメントの経営学的論点
(組織論から見たアライアンスマネジメント―既存研究と論点の整理
日本企業のアライアンスマネジメントのあり方)
関連書籍
関連記事
- 4/11(金)日経1面下に広告出稿 - 2014.04.11