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水道事業経営の基本

内容説明

水道事業は人口減少の影響などを強く受け、収益も減少傾向にある。一方で施設の老朽化が急速に進み危機が叫ばれるようになってきた。さらに、電力や都市ガスの小売自由化が予定されている中で、その影響も受けることが想定される。

本書は、日本の水道事業の特徴を明らかにしつつ、需要動向や設備投資の考え方、さらには料金制度などを詳細に考察し、その経営の基本を多面的に取りまとめた。 また、水道事業における広域化やシェアードサービスの利用、スマートメーターの導入、厚生労働省が2013年に発表した「新水道ビジョン」などを詳しく紹介。 水道事業においても公(官)民連携の推進など新たな経営システムが求められている。

本書は、水道事業へ関心が高まる中で、時機を得た出版と言える。

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目次

はしがき
第1章 市民と水道:安全な水道水の確保
第2章 世界にみる水道事業の現状
第3章 水道事業経営の特質
第4章 水道料金設定の仕組み
第5章 持続可能な水道事業への対応策
第6章 新水道ビジョンが目指す新しい水道事業
第7章 公営企業経営における課題と展望

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