内容説明
シャインの偉大な業績の一つであるキャリア・アンカーは日本で広く普及しているが、本来、向かないケースでの利用も見受けられる。
本書はシャイン自身が、特に日本人のキャリア環境を踏まえながら、キャリア・アンカーの活用法、さらにキャリア・カウンセリングの進め方を、彼の組織心理学の研究から得られた組織やグループに関する知見も踏まえ、分かりやすく語る。
キャリアカウンセラーはもちろん、自分でキャリアを考えてみたい方におすすめ。
目次
キャリア・アンカーという概念の起源
キャリア・アンカーの構成要素
ほか
第2章 ジョブ・ロール・アナリシスによる個人と組織のマッチング
マッチング・プロセスの向上に必要なもの
マッチングのジレンマ
ほか
第3章 キャリア・ダイナミクスとマッチングのプロセス
個人と組織のマッチングの問題
キャリア・ダイナミクスの要素
ほか
座談会 ポスト・キャリア・アンカー:これからのキャリア・カウンセラーの役割
社会学的なキャリア研究の重要性
組織社会化のアウトソーシング
ほか
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