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東芝不正会計事件の研究  新刊

不正を正当化する心理と組織

内容説明

日本を代表していた企業で起きた不祥事群を、さまざまな公開資料・報道を多面的に突き合わせて分析。日本式企業経営の反省・教訓とは?

東芝は、大規模、かつ複数年に渡り複数部門で行われた不正会計が明るみに出、そしてその後に引き続いた原発子会社の巨額の減損処理に伴い経営危機に陥っている。
本書で著者は、「はじめに」において、「おそらく大抵の日本企業にも、(中略)同様に当てはまる要素が少なくないはずである」「我々は東芝に学ばなければいけない」と言い、さまざまな公開資料・報道を多面的に突き合わせた分析から、「当期利益至上主義の組織文化」の下、内部統制機関や会計監査人を機能不全に陥れたメカニズムを明らかにしつつ、事件発覚後の再発防止対策をも検証し、その空洞化について警鐘を鳴らす。
『組織不祥事研究』(弊社刊)で日本内部監査協会青木賞を、組織不祥事を多面的に経営学の手法で精緻に分析しているとして受賞した著者。本書の、実証的・理論的な東芝問題の検証は広く参考となろう。

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目次

序章 基本説明
第1章 工事問題の不正会計の実態
第2章 C/O問題の不正会計の実態
第3章 バイセル問題の不正会計の実態
第4章 半導体問題の不正会計の実態
第5章 調査対象外の不正会計事件
第6章 経営方針・実績と不正会計の関連性
第7章 東芝の組織体質
第8章 内部統制機関等の機能不全の原因
第9章 取締役・執行役の責任
第10章 東芝の再発防止対策
第11章 東芝の経営危機
第12章 まとめ

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