「働く」ことについての本当に大切なこと
著者 | 古野 庸一 著 |
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ジャンル | 経営-人的資源管理・キャリア |
シリーズ | 電子書籍並行刊行 |
出版年月日 | 2019/03/26 |
ISBN | 9784561217268 |
判型・ページ数 | 4-6・288ページ |
定価 | 2,547円(本体2,315円+税) |
在庫 | 在庫あり |
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内容説明
〔主要電子書籍販売サイトにて電子書籍版も発売しています!〕
医療の発達に伴う長寿化により、私たちは高齢になっても自分の居場所が必要となり、またそれに伴う経済的基盤も持たなければならなくなりました。つまり、ちゃんと「生き残れる」かどうかが問われる時代になってきましたが、一方で何のために生きるのかという「幸福」も、私たちの人生の健康や満足感の上で重要な要素です。
しかし、この「生き残り」と「幸福」は時に相反します。
外部環境に適応して時には自分の希望に対しての我慢が必要となる「生き残り」はネガティブな感情が支配しやすく、現在の充実や未来への希望で満たされる「幸福」はポジティブな感情を伴います。
本書は、人の採用や教育を扱っているリクルートグループに約30年在籍する著者が「働く」ということを長年研究し、経験してきた背景から、「働くことを通じて『生き残り』と『幸福』の両立ができること」がこれからの私たちに必要であると考え、それを模索していく本となります。
「短時間労働」や「テレワーク」など働く環境はどんどん多様化し、働き方の仕組みについて国から個々の組織まで変化が求められる中、これから更に「働く」ことは著しく変化し、ロールモデルが役に立たない時代となっていきます。
そこで本書では、自分にとっての「働く」意味や目的をもう一歩深く考え、前述した生き残りと幸福の両立を試み、その図り方を、自分に合う仕事探しや居場所探しを掘り下げていきながら検討していきます。
これから働こうと思っている人、あるいはもう働きたくないと思っている人、働くことに悩んでいる人、働く人にアドバイスをしている人、また、「働き方改革」やキャリア自立施策を考えている企業の人事の人など、人生100年時代を考え、生きるこれからの人に広く読んでいただきたい一冊です。
(著者からのコメント)
「働く」ということは大変なことです。やりたくなくてもやらなければいけないですし、責任もあります。いい加減にすれば、お客様からクレームがきたり、事故が発生したりすることもあります。
一方で、「働く」ことで、知らないことを知ることができたり、人間性が磨かれたり、自分でも気づかなかった能力が開花したり、お客様に感謝されたり、仲間と一緒に夢を見たり、社会とつながることもできます。
そのような「働く」ということの本質を知りたくて、入社以来、「働く」ことに関わる事業や研究を行ってきました。実際に働いている多くの人にインタビューを行い、ワークショップを開催し、よりよい働き方について考えてきました。
この本は、長年考えてきたことを自分の子供に伝えたくてまとめてみたものです。
自分が若いときに知っていたら良かったのにという観点で書きました。
多くの方に手にとっていただき、みなさまのよりよい未来を考えるヒントになれば望外の喜びです。
古野 庸一
目次
序章 「働く」ことについての本当に大切なこと
第1章 自分にとって「働く」意味をもう一歩深く考える
第2章 「生き残る」ことと「幸福になる」こと
第3章 「働く」ことと「幸福になる」こと
第4章 自分に合う仕事を見つけることをあきらめない
第5章 自分の居場所を確保し続ける
第6章 より豊かに働く
最後に
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